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西洋哲学

ギリシャ哲学(ソクラテス・プラトン・アリストテレス他)・ヘブライ信仰(キリスト教信仰)など西洋哲学に関する本の買取を承ります。

西洋哲学の買取はお任せください!

西洋哲学

 

基本的に大学の哲学科で教えられているのが「西洋哲学」だと理解して頂ければ結構です。

 

西洋哲学は「イオニア自然学派」と呼ばれるエーゲ海の東岸にあった都市ミレトスで栄えた思弁的な自然への探究に始まります(前6世紀ごろ)。「万物の根源は水である」と言ったタレス(紀元前624年頃~前546頃)が有名です。ここの時期の古代ギリシア哲学については、山本光雄編訳『初期ギリシア哲学者断片集』(岩波書店)に詳しくまとめられています。

 

みなさんが「古代ギリシア哲学」として知っているソクラテスやプラトン、そしてアリストテレスが活躍したのは、このイオニア自然学派以後、紀元前5世紀~前4世紀の出来事です。

 

ソクラテスの哲学はプラトンの哲学に混在した形で伝えられています。文庫本の形でも彼らの哲学は広く翻訳・出版されていますが、おすすめなのは中公バックス『世界の名著』シリーズです。このシリーズは哲学に限定されたものではありませんが、哲学に限ってみても思想が非常にコンパクトにまとめられており、おすすめです。

 

プラトンなら『プラトンI』と『プラトンII』が世界の名著シリーズにあります。アリストテレスでしたら『アリストテレス』に加え『ギリシアの科学』も必読でしょう。特に重要なのは各巻の冒頭にある編者による導入の「解説」で、この解説は、下手な通俗哲学書の何倍もの価値をもっています。

 

結局、西洋哲学を学ぶ上で個々の思想家にあたるには、この中公バックス『世界の名著』シリーズが最善と言えるかも知れません。これは中世哲学の『トマス・アクィナス』や『アウグスティヌス』、近世哲学の『デカルト』、『ロック・ヒューム』、『カント』、『フィヒテ・シェリング』、『ヘーゲル』になっても変わりません。どの巻でも当時一流の研究者による歴史的背景の細部にまで入った分かりやすい解説が書いてあります。

 

本の体裁からして少々「古臭い」「近寄りがたい」印象を与える中公バックスの『世界の名著』シリーズですが、内容的には最高のものなので、書店で見つけたら入手すべきでしょう。

 

 

 

 

 

 

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