- 買取ジャンル
生物・バイオテクノロジー
基礎生物学(分子生物学・生物化学)や再生医学・創薬、品種改良・クローン・遺伝子組み換えなど生物や生物工学(バイオテクノロジー)に関する本の買取を承ります。
■生理学・生化学
生物を機能的な側面から解析する学問です。物理、化学を基本として、医学、農学、応用微生物学などに応用されます。
■遺伝学
遺伝とは親の形質が子に伝わっていくことです。DNA、RNAといった分子レベルから、生物の集団・進化における法則まで、遺伝というメカニズムが生物とどう関わってきたかを研究します。
■発生学
生物の誕生から進化までの謎を、細胞分化のしくみを明らかにしながら解明します。化学的アプローチを行っていくのも特徴です。受精卵からどのようにそれぞれの組織に分化していくのかを調べます。人工多能性細胞(iPS細胞)とも関連する分野です。
■生態学
生物の個体同士の関係や環境との相互作用を扱う分野です。生物保護、環境保全などの基礎となる学問です。
■行動学
生物の行動に注目して、神経行動学、脳生理学、動物心理学など、様々な角度からアプローチし、その法則性を解き明かしていきます。
■進化系統学
動物や植物に関して、進化の系統について総合的に研究します。化石から古代の生物を調べる古生物学や、その分布の変化を見る生物地理学などとも深く関わっています。
■生物工学(バイオテクノロジー)
生物の働きを工学的に研究し、人間の生活に役立てようという学問です。
生命現象を分子レベルでとらえ物理化学的方法によって解明していく分子生物学を基礎としています。遺伝子の組み換え技術を駆使して、新品種の開発や有用物質の製造などをめざす遺伝子工学が研究の中心となっています。
◆著名な著者・書籍
・リチャード・ドーキンス 『利己的な遺伝子』
著者は「あくまで生物とは遺伝子の乗り物に過ぎない」と言い放ちます。
遺伝子の利己性を軸とした生物観、人間観が語られます。
・福岡 伸一(ふくおか しんいち) 『生物と無生物の間』
本の内容はエッセイであり読みやすく(もちろんその分浅いが)、生物への好奇心を高めてくれます。様々な生物の現象に触れながら、生物学への好奇心を掻き立てます。非常に読みやすい本です。