- 買取ジャンル
クッキング・レシピ本・グルメ
和食・中華・イタリアン・フレンチ・西洋料理・エスニック・アジアン・カフェ・パン・デザート・スイーツ・お弁当・ワイン・おつまみに関する書籍の買取承ります。
クッキング・レシピ本・グルメの分野には、お料理の作り方を紹介する本や美味しいお店を紹介する本、食にまつわる知識本などがあります。
日本において古くからよく知られるグルメ本は村井弦斎の『食道楽』ではないでしょうか。現代では当たり前に使われるようになった食育という言葉も、この書籍で使われたのが最初であったと言われています。今から100年以上前に書かれたこの書物ですが、現代においても思わず「ごくり」と唾を飲み込んでしまう美味しそうなお話が満載です。
他に貝原益軒の『養生訓』も、食生活の在り方に関する思想を説いており、これは現代における家庭料理領域の本に近いとも考えられます。
・お料理の作り方等を紹介する本
和食・中華・イタリアン・フレンチ・西洋料理・エスニック・アジアン・カフェ・パン・デザート・スイーツ・お弁当・ワイン・おつまみなどそれぞれの分野に特化した専門的な書物には、その料理の背景にある食文化や調理技術を発展させた国の歴史などが紹介されることもあり、料理を通じて新しい地への扉を開くことができそうです。
一方で最近では、家庭料理の本も多くみられるようになりました。家庭料理に関する本には次のような特徴を持った本がみられます。
–日々のメニューに悩まずに済むようたくさんのお料理が基本的なコツとともに紹介されているもの
『基本の家庭料理』(婦人之友社)、『365日きょうのおかず大百科』(主婦の友社)のようなタイトルで紹介されており、普段スーパーで手に入る当たり前の食材で多くのバリエーションを楽しむことができます。
–食生活を営む上で軸となる哲学的思想を扱っているもの
料理研究家が出版している本には、それぞれの軸となる思想哲学に触れられているものが多くあります。中でも有名なのは辰巳芳子氏。食べることと生きること、そして人を愛することについて重要な問いかけを読み手・作り手に投げかけ続けます。辰巳氏の著書で欠かせないのは、スープの作り方とその心を詳細に解説した『あなたのために』(文化出版局・2002)。2012年には映画化もされました。
–「時短」「作りおき」などライフスタイルに合わせた食生活を実現するためのもの
共働き世帯が増えた現代において、台所に1冊あると工夫の幅が広がります。
–「糖質オフ」「減塩」など美容と健康に関連するテーマで編集されたもの
美容と健康は日々の食生活から。家庭でできる工夫を紹介しています。あまりに極端な食事制限は心も体も辛くなることがありますのでほどほどに。
・美味しいお店を紹介する本
ミシュランガイドに代表されるような定評のあるお店を扱う本が有名ですが、他にもロケーションやどのような場面で利用したいかに合わせて編集されている書籍もあります。例えばカフェのジャンルでは、『休日のカフェめぐり』シリーズ(幹書房)、『カフェ日和』シリーズ(メイツ出版)、『東京の森のカフェ』(書肆侃侃房)など、本を片手に歩くことを想像するだけでワクワクするようなお出かけを提案してくれます。
・食にまつわる知識本
食材辞典のように世界中にある様々な食材を詳細に紹介してくれるもののほか、エイ出版社・食の教科書シリーズ(『カレーの基礎知識』『パンの基礎知識』など)のような書籍も種類豊富になりました。また、料理をする人が減っているという日本の現状から料理の常識や基本に関する本も多くみられます。
本を通じて広い食の世界を探検してみてください。