今回は、哲学書や美術の評論関連の書籍を中心に買取をさせいていただきました。

早速、良いお値段が付いた書籍を数点ご紹介いたします。↓

「フラ・アンジェリコ 神秘神学と絵画表現」

「Deconstruction Du Christianisme, Vol 1. LA Declosion」

「物質と記憶―精神と身体の関係について」

「オリジナリティと反復―ロザリンド・クラウス美術評論集」

「反射概念の形成―デカルト的生理学の淵源 (叢書・ウニベルシタス)」 

などなど。ここでは紹介しきれませんが、まだまだ良い書籍がたくさんありました。

上記、2番目の書籍はフランス語の書籍でした。

当店では英語が中心ではありますが、各外国語の書籍も取り扱っております。

買取可能かどうか調べてほしい…等ございましたら、お気軽にお尋ねください。

今回は、個人的には上記4番目の「オリジナリティと反復～」に心惹かれました。

以下、内容を少しかいつまみます。

※この書籍の著者はアメリカの美術批評家で、美術批評雑誌の編集長も務めたこともあるロザリンド・クラウスという人物です。形式的には美術批評に関する論文が13本ほど収録されている、まさに「美術評論集」です。「美術」と一口に言っても様々な表現型があります。その多様性の中に埋もれた共通する「何か」の「枠組」を提唱する本書は、代表的な美術批評書として評価されています。

これから、うっとうしい梅雨が過ぎると夏休み。

美術館でも多数の展覧会が企画される季節ですね。

美術批評を読み解いて、改めて作品に触れると違った刺激が得られるのではないでしょうか？

今回もたくさんの良書をお譲りいただき、ありがとうございました！