2024/10/25
芳員ほか 武者絵の買取【49点37,150円】
買取日記ジャンル
今回は武者絵を中心にまとめて49枚の浮世絵を買い取りさせていただきました。
芳員 奥州高館落之図 三枚続
芳員 川中島大合戦の図 三枚続
歌川芳員について
芳員(よしかず)は、江戸時代末期から明治時代初期にかけて活躍した浮世絵師です。歌川国芳の門人として、横浜絵(横浜を題材にした浮世絵のことです。横浜は外国との交流が盛んになった時期で、西洋文化の影響を受けた新しい風景や人々の生活を描いた作品が特徴です)の先駆者として知られていますが、その初期の活動は武者絵に深く根ざしていました。
武者絵は江戸時代初期から後期にかけて盛んに制作されました。
合戦の場面や武者の姿を、力強い線と鮮やかな色彩でドラマチックに表現して、歴史上の有名な合戦だけでなく、架空の物語や伝説を題材にした作品もあります。
師である国芳から受け継いだ武者絵の伝統を基にしながらも、芳員は独自の解釈を加え、個性的な作品を生み出しました。
今回の買取について
芳員の浮世絵は、残念ながら虫食いや破れが見受けられたため買取金額は下がりましたが、3枚揃いであったことから、それぞれ7,000円と3,000円とさせていただきました。
「ほか 浮世絵40枚」に関しては、経年劣化による汚れや折れなどが多く、不揃いのため、まとめて20,150円とさせていただきました。
お品物の状態に関わらず、丁寧に査定いたします。専門スタッフが、お客様の大切な浮世絵を適正な価格で買い取り、次のコレクターの方へ繋いでまいりますのでぜひお気軽にご相談ください。
絵師 | 作品名 | 買取金額 |
歌川芳員 | 奥州高館落之図 三枚続 | 7,000 |
歌川芳員 | 川中島大合戦の図 三枚続 | 3,000 |
歌川国貞 | 奥州衣川柵落城ノ図 三枚続 | 7,000 |
ほか 浮世絵40枚 | 20,150 |
スタッフJ