2023/10/06
哲学・歴史・楽譜等書籍の買取 【138冊 21,093円】
今回は哲学や倫理学、美学などの思想系や歴史に関する書籍、楽譜の買取をいたしました。以下に特に良い金額で買取させていただいた商品を紹介いたします。
「世界史との対話〈下〉―70時間の歴史批評」
「世界史との対話〈上〉―70時間の歴史批評」
「世界史との対話〈中〉―70時間の歴史批評」
「動物からの倫理学入門」
「現代経済学の数学基礎〈下〉」
「西洋美学史」
「現代アートの哲学 (哲学教科書シリーズ)」
「論理学をつくる」
「ウィトゲンシュタインの講義 数学の基礎篇 ケンブリッジ 1939年 (講談社学術文庫)」
「岩波 哲学・思想事典」
などなど。上記はどれも1冊400円以上の買取額となったもので、下にいくほど金額が高くなっております。
一番下のこちら
「岩波 哲学・思想事典」廣松 渉ほか 編集、
は買取額が1,320円となりました。以前にもご紹介したことのある「岩波 哲学・思想事典」ですが、今回は線引きがありました関係で若干評価額を下げさせて頂きました。当店では書き込み・線引きのある書籍についても買取対象とはなる(ただし、通読に支障のあるレベルの書き込み等は買取対象外となります。)のですが、程度により減額をさせていただくこともあります。
前回の日記にも書かせていただいたのですが、本の状態(書き込み、汚れ、署名がある等)による買取の可否についてはこちらにまとめてありますので、参考にしていただけますと幸いです。
次の方に繋ぎます
しかし、こちらの「~思想事典」は非常に人気が高いですね。当店でも入荷するたび約1週間以内に次の方の元へお嫁に行っています。特に最近(2023年3月以降)その傾向が強いような気がします。
古本市場(Amazon)における販売価格が少し下がってお求めやすいお値段になっていることも関係しているのかも知れませんが、定価が高い本(15,400円!)ですので
「手元に置いて勉強したいけど懐具合が厳しい」
という学生さんなどにはありがたい傾向かも知れません。今回お売りいただいたものもきっとどこかで誰かの役に立つことでしょう。
著作者の懐には何の足しにもならないと非難されることもある古本界隈や図書館界隈ですが、廉価や無料で本を読めるということは未来の頭脳を育てること、文化的な社会を育むことにおいて非常に意味のあることだと思うのです。それに、きっかけは古本や図書館の本でも、そこから関連書籍を新品で購入する人だっていることでしょう。
そんな価値ある古本を少しでも多くの必要とする人に繋ぐため、当店のスタッフは日々、本を磨いています。(と、珍しくアツく主張してみました。)
楽譜も買取しています
ここのところあまり紹介をしていなかった気がするので書きますと、当店では楽譜の買取もしています。今回買取させていただいた書籍をまとめて撮影した上の写真にもブラームスやベートーヴェンの楽譜が写っていますね。
今回はたまたま高額買取リストには入ってきませんでしたが、以前紹介したバーデン・パウエル(「イパネマの娘」などボサノヴァの代表曲多数)のギター楽譜など絶版してしまった希少品などには良いお値段が付くこともあります。ご自宅に眠っている楽譜がある方は是非、当店にお譲りください。
ただ、楽譜買取の際に注意しなければいけないのが、やはり書き込みの有無です。
楽器のレッスンの際の書き込みは付きものですが、次に使う人によっては個人的な解釈の書き込みが気になってしまうこともあるでしょう。
お送り頂く前にパラパラっとページを繰っていただき、「これは次の人にとっては使いづらいかな・・・」と思われたものについては送付の際に除外いただけるとありがたいです。
今回も良書をたくさんお譲りいただき、ありがとうございました!
スタッフN
※写真はお送りいただいたもののうちのほんの一部です。また、買取額は市場の需要と供給のバランスにより変動します。本文中の金額についてはあくまで記事作成時のものとお考えください。