買取ジャンル

買取ジャンル

スタッフブログ 買取日記

2023/07/19

法律関連の書籍の買取【83冊 11,766円】

今回は法律に関連する専門書の買取をいたしました。以下に特に良い買取額となったものを紹介いたします。

「IPO物語――とあるベンチャー企業の上場までの745日航海記」
「Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES)」
「電子契約導入ガイドブック[国内契約編]」
「即実践! ! 電子契約―電子契約・DX・文書管理(文書の電子化)の導入から運用まですべてを体験できる」
「デザイン思考が世界を変える〔アップデート版〕: イノベーションを導く新しい考え方」
「反脆弱性[下]――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方」
「アナザーユートピア: 「オープンスペース」から都市を考える」
「著作権法入門 (2021-2022)」
「最新 著作権関係判例と実務〔第2版〕」
「若手弁護士のための民事裁判実務の留意点」
「AIと社会と法: パラダイムシフトは起きるか?」
「経営者・スタートアップのための 起業の法務マネジメント」

などなど。

上記リストは1冊あたり300円以上をお付けできたもので、下にいくほど買取額が高くなっております。

リスト一番下の「経営者・スタートアップのための 起業の法務マネジメント」大城 章顕 (著)、2020、日本実業出版社

は1冊770円の買取額となりました。

今回のリストについて特筆すべきことは”全体的に新しいこと”です。一番古いものでも2013年(「若手弁護士のための民事裁判実務の留意点」)、その他のものはすべて2019年以降に発行されたものとなっております。

それは、今回の買取書籍の内容 —法律関係のものでも特に企業法務に関連のあるもの(著作権や電子契約ほか、スタートアップ企業のための法務実務に関連するビジネス書など)が多い— とも無関係ではありません。

こういったジャンルの書籍はめまぐるしく変わる技術(AI技術の導入などは著作権と直結する内容です)や、それに対応する法律の改正に合わせて次々と新版が出版されます。新しい法律の知識が盛り込まれていない専門書を重宝する実務家はいませんから、どうしても古い版のものはお値段が落ちてしまうのです。

 

今回のリストの中でも「最新 著作権関係判例と実務〔第2版〕」知的所有権問題研究会 編、2019、民事法研究会

〔第2版〕とタイトルにしっかり書いてあるように旧版が存在しますし、

「デザイン思考が世界を変える〔アップデート版〕: イノベーションを導く新しい考え方」ティム ブラウン (著), 千葉 敏生 (翻訳)、2019、早川書房

にも〔アップデート版〕の文字が踊ります。(こちらの旧版は2010年と2014年に出版されています。)

実は文化庁が編著の「著作権法入門 (2021-2022)」

も2022-2023 版が出版されておりますので、今回の版は今後価格が下がっていく可能性が大きいです。

 

法律関連でも歴史的な資料としての重要性が高いもの(過去記事「刑法沿革綜覧 (日本立法資料全集)」(1990、信山社) 参照)法律学における基本概念を論じたバイブル・教科書的名著などは、発行から時間が経っていても比較的良い値段で買い取れることが多いです。

とはいえ、どのような本がそれらに該当するのかをお客様が1件1件判断するのは大変骨の折れる作業かと思います。そういった疑問を持たれた方は「これはどうなの?買い取れるの?」と当方までお気軽にお尋ねください。(できればメールでお問合せいただけますと有難いです。)

 

または、事前見積(無料)で買取額の概算をお出しすることもできますので、よろければご利用ご検討ください。

 

今回も良書をたくさんお譲りいただき、ありがとうございました!

 

ここ数週間、異常な暑さが続いております。本を詰めるのもなかなかの重労働ではないかと思います。

どうぞ皆様、お身体にお気を付けて!

スタッフN

※写真はお送りいただいたもののうちのほんの一部です。また、買取額は市場の需要と供給のバランスにより変動します。本文中の金額についてはあくまで記事作成時のものとお考えください。

買取依頼したい方はこちらから!