今回は、文学関連(ワイルドの戯曲や世阿弥等の能関連などの演劇ものも含む)の書籍やスポーツに関する書籍など、多種多様な本の買い取りをさせていただきました。

本当に沢山の本があったので、どの本もご紹介したいところなのですが、個人的に気になった本がこちらの一冊。

「甲子園の詩　敗れざる君たちへ」

です。異常な暑さが続いている今年の夏ですが、こんな中でも高校球児たちは夢のマウンドで戦いを繰り広げているのですよね～。筆者も時々ですが、試合を観戦しますが、毎回涙モノのドラマが繰り広げられる高校野球は、いくつになってもたまりません。

さて、こちらの本、作者を見ると…阿久悠さんではありませんか！あの、なごり雪でお馴染みの作詞家の方ですよね。

中身はというと、1979年の第61回大会から2006年の第88回大会までのトーナメント表と、印象に強く残る名勝負がまとめられ、阿久悠氏の詩がそれぞれに添えられています。その年にあった、おおまかな出来事も少しですが紹介されているので、ご年配の方も「ああ、あの夏、あの試合があった頃はこんなこともあったよねー」と甘酸っぱい記憶とともに夏の香りを思い出されるのではないでしょうか。

・・・やっぱり、夏の高校野球って素敵ですね。

今回も良書をたくさんお譲りいただき、ありがとうございました！