2018/02/01
社会学・哲学・歴史に関する書籍などを多数買取致しました。
今回は社会学・哲学書を中心に、各国史など歴史に関する図書を多数買取致しました。
全体的に高額査定となったのですが、その中でも特に良いお値段をつけられたものをご紹介します。
「経済地理学入門―地域の経済発展」「ルネサンス理想都市 (講談社選書メチエ)」
「歴史・レトリック・立証」「社会心理学講義:〈閉ざされた社会〉と〈開かれた社会〉 (筑摩選書)」
「現象学と政治―二十世紀ドイツ精神史研究」「多文化時代の市民権―マイノリティの権利と自由主義」
「ライシテ、道徳、宗教学―もうひとつの19世紀フランス宗教史」「思想としての“共和国”―日本のデモクラシーのために」
「原因と結果の迷宮」「フィデュシャリー「信認」の時代―信託と契約」
「コミンテルン史―レーニンからスターリンへ」「イングランドの法と社会―法の歴史社会学」
「責任という原理―科学技術文明のための倫理学の試み」「共和主義の思想空間―シヴィック・ヒューマニズムの可能性」
「20世紀の歴史―極端な時代〈下巻〉」「20世紀の歴史―極端な時代〈上巻〉」「精神史としての政治思想史―近代的政治思想成立の認識論的基礎」
「福祉の公共哲学 (公共哲学叢書)」「〈民主〉と〈愛国〉―戦後日本のナショナリズムと公共性」
「契約の経済理論」「なめらかな社会とその敵」「フランス史 (新版世界各国史)」「社会学 (New Liberal Arts Selection)」
などなど。まだまだ他にもご紹介したい本があるのですが、挙げきれません!嬉しい悲鳴ですね。
「現象学と政治―二十世紀ドイツ精神史研究」↑は、「ドイツ」を銘打っていますが、序盤でそれに影響を与えた各国の思想家たちの思想に触れています。そこから、認識論、政治論、果ては美術における構成問題など、触れる内容はとても幅広いものになっております。思想はなんでも地続きと申しますか、根っこは繋がっていると申しますか、とても深そうな書籍です。
「20世紀の歴史―極端な時代〈下巻〉」「20世紀の歴史―極端な時代〈上巻〉」は、上下それぞれに良いお値段がつきました。
20世紀、もちろん若輩者の私などはその初頭には、毛の先ほどもこの世に存在していなかったわけですが、種々映像資料やこうした本を読むだけで、後半への社会の変貌ぶりは大変なものであると、容易に想像できます。黎明期の戦争がとても濃い影を落とした時代から、世界中が復興・繁栄へと立ち上がる様はとても劇的で、正に真実は小説より奇なりを地で行く内容です。是非、この厚みに負けず読んで頂きたい本です。
今回も沢山の良書をお譲り頂き、ありがとうございました!