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スタッフブログ 買取日記

2017/12/28

言語学習、哲学、国際法や外交などに関する書籍を40点ほど買取致しました。

今回は、言語や哲学、国際法や外交に関する書籍など、件数は多くはありませんでしたが、多様なジャンルに関する書籍を買い取りさせていただきました。

以下のような書籍に特に良いお値段をつけることができました↓

「ヘーゲルの精神現象学 (ちくま学芸文庫)」
「A Concise Hungarian-English Dictionary」
「国際法 (有斐閣ストゥディア)」
「社会科学系のための英語研究論文の書き方―執筆から発表・投稿までの基礎知識」
「インテリジェンス―機密から政策へ」
「中国外交史」
「ビジュアルテキスト国際法」
「研究社 羅和辞典 改訂版」

などなど。

今回は上述のリストの中でも特に言語に絡む書籍に注目してしまいました。

一番下にございます「研究社 羅和辞典 改訂版」はCD-ROMに収録されているラテン語の辞書です。

ラテン語なんて日本人には馴染みのない言語ですが、欧米諸国の言語はラテン語を起源としたものが多いので、その近辺の言語を学んでいる方にはラテン語を知ることで、案外面白い発見があるかも知れません。キリスト教の聖典なんかも昔はラテン語表記でしたから、その方面の方がお勉強されても面白いのかもですね。また、未だに生物等の学名にはラテン語が使われますから、ラテン語を知っていると学名からでもその様態・生態がすぐに「ピン!」と来るかも知れません。大昔の言葉とはいえ、貫禄のラテン語です。

上から2番目の「A Concise Hungarian-English Dictionary」は、こちらもヨーロッパの言語でありながら、その周辺の言語とは系統の全く異なるハンガリー語→英語の辞書です。

ハンガリー語の辞書なんてレアすぎて思わず写真を撮ってしまいました。ハンガリー語は彼の地では「マジャル語」と呼ばれますが、表紙にはしっかり「MAGYAR【マジャル】」と表記されています。機会があったら、じっくり頁を繰って異国情緒を味わいたい、言語マニアにオススメの一冊です。

今回もたくさんの良書をお譲りいただき、ありがとうございました!

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